HackTool.Win64.WinExe.AF
2023年4月14日
別名:
RiskTool.Win64.WinExec.gen (KASPERSKY)
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
マルウェアタイプ:
ハッキングツール
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 27,648 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2023年4月12日
ペイロード ファイルの作成
侵入方法
プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
プログラムは、以下のファイルを作成します。
- %System Root%\winexesvc.log → contains log activities of the hack tool
(註:%System Root%フォルダは、オペレーティングシステム(OS)が存在する場所で、いずれのOSでも通常、 "C:" です。.)
その他
プログラムは、以下を実行します。
- It checks for the service:
- Service name: winexesvc
- It creates the following pipe and connects to the following pipe names which allow command execution:
- \.\pipe\ahexec_stdin
- \.\pipe\ahexec_stdout
- \.\pipe\ahexec_stderr
- \.\pipe\ahexec
- It does the following set of commands:
- run(execute set of commands)
- Log-on User
- Open and Duplicate Process Token
- Open Thread Token
- Revert to Self (Terminate impersonation)
- Get:(Fetch commands)
- system(System information)
- implevel(Impersonate Name Pipe Client)
- profile(User Profile)
- runas(Runas Credentials)
- Set:(Set information to itself)
- Version(Retrieve Hacking tool's Version)
- codepage(Update codes to itself)
- After connection is established, this hack tool will be able to create processes remotely
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
SSAPI パターンバージョン: 2.615.00
手順 1
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 winexesvc.log手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HackTool.Win64.WinExe.AF」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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