解析者: Leidryn Saludez   
 更新者 : Neljorn Nathaniel Aguas

 別名:

HTool-TermServ. (NAI)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

プログラムは、ワーム活動の機能を備えていません。

プログラムは、バックドア活動の機能を備えていません。

プログラムは、情報収集する機能を備えていません。

プログラムは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  詳細

ファイルサイズ 64,872 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2025年12月26日

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

プログラムは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。

  • UniversalTermsrvPatch

他のシステム変更

プログラムは、以下のファイルを改変します。

  • %System%\termsrv.dll → Patches this system file to bypass RDP concurrent session limits

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

感染活動

プログラムは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

プログラムは、バックドア活動の機能を備えていません。

ルートキット機能

プログラムは、ルートキット機能を備えていません。

情報漏えい

プログラムは、情報収集する機能を備えていません。

その他

プログラムは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • http://{BLOCKED}soft.com
  • http://{BLOCKED}date.com

プログラムは、以下を実行します。

  • It creates the following backup files before modification:
    • %System%\termsrv.dll.backup
  • It copies patched files to the following location to bypass Windows File Protection:
    • %System%\dllcache\termsrv.dll
  • It creates a working copy (termsrv.dll.tmp) and applies patches to the temporary file.
  • It writes a signature marker ("deepxw") at the end of patched files to identify previously patched versions.
  • It elevates privileges by enabling SeShutdownPrivilege.
  • It queries certificate trust providers and cryptographic OID handlers from the registry.
  • It connects to Microsoft servers to check certificate revocation lists (CRL).
  • It uses the following program version:
    • Universal Termsrv.dll Patch 1.0.0.5

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。

  • -silent → Suppresses all dialog boxes for unattended operation. When enabled, success and failure messages are not displayed, allowing silent deployment via scripts or Group Policy.
  • -path → Enables custom termsrv.dll path specification. Allows specifying an alternate location instead of the default %System%\termsrv.dll.
  • -nt61 → Forces Windows 7/Server 2008 R2 (NT 6.1) patching mode. Bypasses automatic OS version detection and applies Windows 7-specific patch bytes.
  • -deepscan → Enables comprehensive termsrv.dll signature analysis. Performs thorough verification and scans for existing patches before applying new ones.

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。

<補足>

他のシステム変更

プログラムは、以下のファイルを変更します。

  • %System%\termsrv.dll → 左記のシステムファイルにパッチを適用して、リモートデスクトップ接続(RDP)における同時接続数の制限を回避します。

その他

プログラムは、以下を実行します。

  • 変更前に以下のバックアップファイルを作成します。
    • %System%\termsrv.dll.backup
  • Windowsのファイル保護機能を回避するために、パッチを適用したファイルを以下の場所にコピーします。
    • %System%\dllcache\termsrv.dll
  • 作業コピー(termsrv.dll.tmp)を作成し、一時ファイルにパッチを適用します。
  • 以前にパッチが適用されたバージョンを識別するために、パッチが適用されたファイルの末尾に署名マーカー(「deepxw」)を書き込みます。
  • SeShutdownPrivilegeを有効化して権限を昇格させます。
  • レジストリにおける証明書の信頼プロバイダおよび暗号化に関わるオブジェクト識別子(OID)ハンドラをクエリ(要求)します。
  • 証明書失効リスト(CRL)を確認するためにMicrosoftのサーバに接続します。
  • 以下のプログラムバージョンを用います。
    • Universal Termsrv.dll Patch 1.0.0.5

プログラムは、以下のパラメータを受け取ります。

  • -silent → 無人実行時にすべてのダイアログボックスを非表示にします。有効化されると、成功メッセージと失敗メッセージが表示されなくなり、スクリプトまたはグループポリシーによるサイレント配置を可能にします。
  • -path → termsrv.dllのカスタムパス指定を有効化します(デフォルトパス「%System%\termsrv.dll」の代わりに別の場所を指定可能にする)。
  • -nt61 → Windows 7/Server 2008 R2(NT 6.1)にパッチを適用するモードを強制します。OSバージョンの自動検出を回避し、Windows 7用パッチバイトを適用します。
  • -deepscan → termsrv.dllの包括的なシグネチャ解析を有効化します。新たなパッチを適用する前に、既存のパッチをスキャンして徹底的に検証します。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
SSAPI パターンバージョン: 2.131.00
SSAPI パターンリリース日: 2018年12月20日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %System%\termsrv.dll.tmp

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HackTool.Win32.TermsrvPatch.GA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 5

以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。

  • %System%\termsrv.dll
  • %System%\dllcache\termsrv.dll


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください