ELF_DDOSTK.A
Linux, UNIX
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。
マルウェアは、DNSサーバ「BIND9」の脆弱性を悪用してサービス拒否(DoS)攻撃を実行可能にさせるペイロードです。脆弱性にはMicrosoftの脆弱性「CVE-2015 - 5477」が割り当てられています。この脆弱性が悪用されると、Dos攻撃が実行可能になります。
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、特定のWebサイトに「サービス拒否(DoS)攻撃」を実行します。これによりユーザは、一定時間の間、このWebサイトにアクセスすることができなくなります。
マルウェアは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
Denial of Service(DoS)攻撃
マルウェアは、以下のWebサイトにDoS攻撃を実行します。
- {entered parameter}
その他
なお、情報公開日現在、この脆弱性に対応する修正パッチは公開されていません。
マルウェアは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。
<補足>
Denial of Service(DoS)攻撃
マルウェアは、以下のWebサイトにDoS攻撃を実行します。
- {入力されたパラメータ}
その他
注意:
マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。
- {攻撃対象のホスト名}
対応方法
手順 1
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「ELF_DDOSTK.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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