解析者: Michael Cabel   

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Internet Explorer(IE)のウィンドウを非表示で開きます。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2010年7月27日
ペイロード システムセキュリティへの感染活動

バックドア活動

マルウェアは、IEのウィンドウを非表示で開きます。

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.37.106
  • http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.53.197
  • http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.32.21
  • http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.174.40

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI パターンファイル: 07.340.15
VSAPI パターンリリース日: 2010年7月27日
VSAPI パターンリリース日: 7/27/2010 12:00:00 AM
初回 VSAPI パターンバージョン 6.880.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年2月27日
VSAPI OPR パターンバージョン 7.341.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年7月27日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「BKDR_PAPRAS.BQ」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

「BKDR_PAPRAS.BQ」として検出されたファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。


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