BKDR_HUPIGON.SPZ
TrojanDropper:Win32/Dunik!rts (Microsoft); Trojan.ADH (Symantec); Trojan-PSW.Win32.Bjlog.drhp (Kaspersky); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Trojan horse BackDoor.Hupigon3.AQPA (AVG)
Windows
マルウェアタイプ:
バックドア型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %User Temp%\T130131230116000018330
- %User Temp%\T130131550928000018434
- %User Temp%\nst5.tmp
- %Program Files%\Gadwin Systems
- %Program Files%\Gadwin Systems\PrintScreen
(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.. %Program Files%フォルダは、プログラムファイルのフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、 "C:\Program Files"、64bitのOS上で32bitのアプリケーションを実行している場合、 "C:\Program Files (x86)" です。.)
他のシステム変更
マルウェアは、以下のファイルを削除します。
- %User Temp%\nst5.tmp
(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.)
作成活動
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- %User Temp%\t130131230116000018330\{malware file name}.exe
- %User Temp%\t130131550928000018434\{malware file name}.exe
- %User Temp%\nst3.tmp
- %User Temp%\nst5.tmp\LangDLL.dll
- %User Temp%\nst5.tmp\ioSpecial.ini
- %User Temp%\nst5.tmp\modern-wizard.bmp
- %User Temp%\nst5.tmp\InstallOptions.dll
- %Program Files%\Gadwin Systems\PrintScreen\file_id.diz
(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.. %Program Files%フォルダは、プログラムファイルのフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、 "C:\Program Files"、64bitのOS上で32bitのアプリケーションを実行している場合、 "C:\Program Files (x86)" です。.)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- %User Temp%\t130131230116000018330\{malware file name}.exe
- %User Temp%\t130131550928000018434\{malware file name}.exe
- %User Temp%\nst3.tmp
- %User Temp%\nst5.tmp\LangDLL.dll
- %User Temp%\nst5.tmp\ioSpecial.ini
- %User Temp%\nst5.tmp\modern-wizard.bmp
- %User Temp%\nst5.tmp\InstallOptions.dll
- %Program Files%\Gadwin Systems\PrintScreen\file_id.diz
手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
- %User Temp%\T130131230116000018330
- %User Temp%\T130131550928000018434
- %User Temp%\nst5.tmp
- %Program Files%\Gadwin Systems
- %Program Files%\Gadwin Systems\PrintScreen
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_HUPIGON.SPZ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。
- %User Temp%\nst5.tmp
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