更新者 : Rhena Inocencio

 別名:

Trojan:Win32/Cryptrun.B (Microsoft), Generic FakeAlert!wf (McAfee), Trojan.Gen.2 (Symantec), Trojan-Downloader.Win32.FraudLoad.zpjm (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 Eメールを介したスパム活動, インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

  詳細

ファイルサイズ 514,560 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2012年4月23日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • BKDR_FYNLOS.SM

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、以下のポートを開きます。

  • 80

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • {BLOCKED}3.{BLOCKED}8.242.84

作成活動

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

情報漏えい

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

その他

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスしてインターネット接続を確認します。

  • http://www.google.com/search?qu=

マルウェアは、パラメータを用いて、自身のコマンド&コントロール(C&C)サーバに接続します。

  • /search<数値>?h1=<値>&h2=<値>&h3=<エンコードされたコンピュータ名>&h4=<エンコードされたボリュームのシリアル番号>

接続すると、マルウェアは以下の活動を行います。

  • ファイルのダウンロードおよびアップロード
  • ファイルの実行、削除またはコピー
  • プロセスの表示、終了
  • ディレクトリの表示、変更
  • シェルコマンドの実行

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.930.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年4月23日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.931.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年4月23日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「BKDR_FYNLOS.SM1」 を作成またはダウンロードする不正なファイルを削除します。

手順 3

「BKDR_FYNLOS.SM1」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_FYNLOS.SM1」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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