解析者: Jennifer Gumban   
 更新者 : RonJay Kristoffer Caragay

 プラットフォーム:

Windows 64 bit

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。 マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  詳細

ファイルサイズ 383,488 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2017年1月4日
ペイロード ファイルの作成, URLまたはIPアドレスに接続, 情報収集

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成し実行します。

  • %User Temp%\~DF{random}.bat ← used to update/delete itself; deleted afterwards

(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.)

自動実行方法

マルウェアは、自身をシステムサービスとして登録し、Windows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
services\Windows Defender (if running as Admin)
Start = "2"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
services\Windows Defender (if running as Admin)
ErrorControl = "0"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
services\Windows Defender (if running as Admin)
ImagePath = "%System%\cmd.exe /c {malware path and filename}"

マルウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run (if not running as Admin)
csrss.exe = "{malware path and filename}"

マルウェアは、自身をシステムサービスとして登録し、Windows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
services\Windows Defender (if running as Admin)

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • kernel32.dll - Execute shell command w/o feedback
  • ws2_32.dll - Execute file remotely across network
  • wscapi.dll - Execute shell command w/ feedback
  • wsock32.dll - Decode date and save to file
  • CertEnroll.dll - Update self
  • ddraw.dll - Get malware version
  • esent.dll - Set sleep time
  • imapi2.dll - Terminate itself
  • mscoree.dll - Delete and terminate itself
  • netapi32.dll - Upload file

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.37.3/services/nl-nl/power-bi-embedded/wt_mc_id/azuremktg_hp_powerbiembedded
  • https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.37.3/store/mseea/nl_NL/cat/Accessoires/categoryID_66233400?p={params}
      where {params} is encoded string of the following data:
    • m={mac_address}&n={hostname}&t={sleeptime}&r={random}

情報収集

マルウェアは、HTTPポスト を介して、収集した情報を以下のURLに送信します。

  • https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.37.3/store/mseea/nl_NL/cat/Back-to-School/categoryID_68073200

その他

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %User Temp%\~DF{random}.tmp ← downloaded files; log files; deleted afterwards

(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.)

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 13.146.07
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年1月9日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.147.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年1月10日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services
    • Windows Defender

手順 5

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

 
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • csrss.exe = "{malware path and filename}"

手順 6

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • %User Temp%\~DF{random}.tmp
  • %User Temp%\~DF{random}.bat

手順 7

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「BKDR64_TELEBOT.VBS」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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