解析者: RonJay Kristoffer Caragay   

 別名:

Worm:Win32/RJump.J (Microsoft); W32/Autom-A (Sophos); VBS.Runauto (Symantec); Virus.VBS.Small.a (VBA32); Virus.VBS.Small.a (Kaspersky); Trojan.BAT.Autorun.A (BitDefender); BAT/Small.K!tr (Fortinet); BAT/Small.K (Avira); BV:Small-B [Trj] (Avast)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、リムーバブルドライブを介してコンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 653 bytes
タイプ BAT
メモリ常駐 なし
発見日 2007年3月30日

侵入方法

マルウェアは、リムーバブルドライブを介してコンピュータに侵入します。

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のコンポーネントが必要になります。

  • autorun.vbs
  • autorun.reg

  対応方法

対応検索エンジン: 8.000
初回 VSAPI パターンバージョン 4.378.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2007年3月30日
VSAPI OPR パターンバージョン 4.377.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2007年3月31日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • autorun.vbs
  • autorun.reg

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BAT_AUTORUN.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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