ANDROIDOS_FAKETOKEN.A
TrojanSpy:AndroidOS/FakeToken.A (Microsoft); Android.Faketoken (Symantec); Andr/FkToken-A (Sophos)
情報収集型
Android OS
マルウェアタイプ:
スパイウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
トレンドマイクロは、このスパイウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。
スパイウェアは、偽のトークン・ジェネレータを装うことにより、モバイルバンキングのユーザをターゲットにします。実行中に、スパイウェアはユーザのパスワードを要求し、偽のトークンを生成します。さらに、ユーザの個人情報を特定の電話番号やバックグラウンドの不正なリモートサーバに送信します。
スパイウェアは、特定の銀行からのトークン・ジェネレータを装ったアプリケーションです。ユーザはパスワードの入力を要求され、入力しない場合は、エラーメッセージが表示されます。
ユーザが"Generar"をクリックすると、スパイウェアは偽のトークンを生成し、バックグラウンドで不正なコードを実行します。
スパイウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。 スパイウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。
スパイウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。
その他
スパイウェアは、特定の銀行からのトークン・ジェネレータを装ったアプリケーションです。実行されると、スパイウェアは以下を表示します。
ユーザはパスワードの入力を要求され、入力しない場合は、エラーメッセージを表示します。
ユーザが"Generar"をクリックすると、スパイウェアは偽のトークンを生成し、バックグラウンドで不正なコードを実行します。スパイウェアは、以下の情報を収集します。
- 端末識別番号(IMEI)
- 国際携帯機器加入者識別情報(IMSI)
- 感染したモバイル機器のモデル
- 「ソフトウェア開発キット(SDK)」のバージョン
- SID
スパイウェアは、上述の情報を入力されたパスワードと共に、以下の電話番号へ送信します。
- 79021121067
スパイウェアは、収集した上述の情報を以下の不正なリモートサーバへも送信します。
- http://<省略>hop.ru/cp/server.php
- http://<省略>shopbest.com/cp/server.php
また、スパイウェアは、感染デバイス機器から以下のような情報を収集します。
- 連絡先情報
- SMSのメッセージ(以下、テキストメッセージ)
スパイウェアは、予約した時間に自身を実行する機能も備えています。この機能により、スパイウェアは、バックグラウンドでのサービスの実行と、不正なリモートサーバからのコマンドの受信が可能になります。これらのコマンドは以下を含んでいます。
- 収集した情報の送信先番号の更新
- 不正なリモートサーバへ連絡先情報とテキストメッセージを送信
- 他のAPKファイルのダウンロードとインストール
対応方法
手順 1
トレンドマイクロモバイル機器用セキュリティ対策対応方法
「ウイルスバスター モバイル for Android™」 は、不正なアプリケーションやトロイの木馬化されたアプリケーションからAndroid OSに対応したモバイル機器を保護します。「不正アプリ対策」機能は不正なアプリケーションやトロイの木馬化されたアプリケーションがダウンロードされた場合にそれらを検出します。また、「Web脅威対策」機能で、Android端末用Webブラウザの不正なWebサイトへのアクセスをブロックします。
手順 2
Android端末の不要なアプリケーションを削除します。
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