解析者: Jaime Benigno Reyes   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    アドウェア

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

アドウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 アドウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2015年2月5日

侵入方法

アドウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

アドウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

他のシステム変更

アドウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\SmartWeb

その他

アドウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • http://{BLOCKED}de.smart-web.me/SW/Upgrade.ashx?app=SmartWebApp&fv=8.0.7.1&disid=&subdisid=&ug=&ie_ver=6.0.2900.5512&ff_ver=1.9.2.8&ch_ver=38.0.2125&exps=
  • http://{BLOCKED}ngs.smart-web.me/settings.ashx?bt={BLOCKED}=6.0.2900.5512&os=5.1_Service%20Pack%203&defbt=ch&pver=1&app=SmartWeb&bname=SmartWeb&cver=8.0.7&pglv=&cnum=B0B2D6E3-000C296817CC&unum=937E9AA3-487C-498A-9E42-B879C9CA9B2F&disid=sw-1&subdisid=-&tbn=-&cdate=&ct=&ug=&cxt=2&impr=5&&ts=0&inst=0&snz=0&du=0&cai=&zs=1
  • http://{BLOCKED}ade.{BLOCKED}t-web.me/SW/Upgrade.ashx?app=SmartWebHelper&fv=8.0.7.1&disid=&subdisid=&ug=&ie_ver=6.0.2900.5512&ff_ver=1.9.2.8&ch_ver=38.0.2125&exps=
  • http://{BLOCKED}l.{BLOCKED}-web.me/SitesXMLs/Empt/wl/All.zip
  • http://xml.{BLOCKED}rt-web.me/SitesXMLs/Empt/wl/wlu.zip

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
SSAPI パターンバージョン: 1.591.00
SSAPI パターンリリース日: 2015年2月12日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「ADW_SMARTB」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 4

ADW_SMARTB として検出されたファイルを検索し削除します。

註:このファイルは、隠しファイルとして設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

マルウェアのファイルの手動削除:

  • Windows 2000、XP および Server 2003 の場合:

    1. [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
    2. [ファイル名のすべてまたは一部]に上記で確認したファイル名を入力してください。
    3. [探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
    4. ファイルが表示されたら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
      註:ファイル名の入力欄のタイトルは、Windowsのバージョンによって異なります。(例:ファイルやフォルダ名の検索の場合やファイル名のすべてまたは一部での検索)

  • Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合:

    1. Windowsエクスプローラ画面を開きます。
      • Windows Vista、7 および Server 2008 の場合:
        • [スタート]-[コンピューター]を選択します。
      • Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合:
        • 画面の左下隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。
    2. [コンピューターの検索]に、上記で確認したファイル名を入力します。
    3. ファイルが表示されたら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
      註:Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイトをご確認ください。
  • 手順 5

    このレジストリキーを削除します。

    [ 詳細 ]

    警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
    レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
    レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

     
    • In HKEY_CURRENT_USER\Software
      • SmartWeb


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