ADW_MYWEBSEARCH
Windows 2000, XP, Server 2003
マルウェアタイプ:
アドウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
アドウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアに利用されるファイルとして、コンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
アドウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアに利用されるファイルとして、コンピュータに侵入します。
自動実行方法
アドウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\ {7473D292-B7BB-4f24-AE82-7E2CE94BB6A9}\
InprocServer32
(Default) = {grayware path}
他のシステム変更
アドウェアは、インストールの過程で以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{7473D292-B7BB-4f24-AE82-7E2CE94BB6A9}
(Default) = MyWebSearch Skin Settings
HKEY_CLASSES_ROOT\Interface\{7473D291-B7BB-4F24-AE82-7E2CE94BB6A9}
(Default) = IMyWebSearchSkinSettings
HKEY_CLASSES_ROOT\TypeLib\{7473D290-B7BB-4F24-AE82-7E2CE94BB6A9}\
1.0
(Default) = Skin 1.0 Type Library
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
スパイウェアのファイルの確認:
- 最新のバージョン(エンジン、パターンファイルおよびスパイウェアパターン)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。
- このスパイウェアのパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。
コンピュータのウイルス検索を行う前には、こちらで最新のバージョンを確認してください。また、トレンドマイクロの「オンラインスキャン」を使用し、コンピュータにスパイウェアが存在するかを確認することも可能です。
手順 3
Windowsをセーフモードで再起動します。
手順 4
このレジストリ値を削除します。
警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。
- In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
- In HKEY_CLASSES_ROOT\Interface{7473D292-B7BB-4f24-AE82-7E2CE94BB6A9}
- In HKEY_CLASSES_ROOT\TypeLib
手順 5
「ADW_MYWEBSEARCH」として検出されたファイルを検索し削除します。
手順 6
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「ADW_MYWEBSEARCH」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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