ハッシュ値
ハッシュ値とは、いわゆるファイルにおける指紋と考えることができる。通常、ファイル内のコンテンツは、暗号アルゴリズムおよび固有な数値でプロセスされるが、後者を特にハッシュ値と呼び、ファイル内のコンテンツを特定化する際に利用されるからである。このため、たとえば、ファイル内のコンテンツが改変された場合、ハッシュ値も大幅に変わるため、ファイル改変の手がかりとなる。現在、「MD5」および「SHA1」という2種類のアルゴリズムが、ハッシュ値生成に最も広く利用されている。