W2KM_HANCITOR.SXM
2017年2月10日
別名:
W97M/Dropper.da (McAfee); WM/Agent.SEQ!tr (Fortinet);
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
マルウェアタイプ:
バックドア型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
詳細
ファイルサイズ 181,248 bytes
タイプ DOC
メモリ常駐 はい
発見日 2017年2月9日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続
侵入方法
マルウェアは、以下のリモートサイトからダウンロードされコンピュータに侵入します。
- http://www.{BLOCKED}e.com.br/api/get.php?id=dmluY2Vfa2Vhcm5zQHRyZW5kbWljcm8uY29t
インストール
マルウェアは、以下の通常のプロセスにスレッドを組み込みます。
- %System%\verclsid.exe ← binary file injected is detected as BKDR_HANCITOR.XM
その他
これは、トレンドマイクロの製品では、不正なマクロの挿入により改ざんされたMicrosoft Wordの文書ファイルの検出名です。
対応方法
対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.210.07
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年2月9日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.211.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年2月10日
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
この「W2KM_HANCITOR.SXM」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)
- BKDR_HANCITOR.XM
手順 3
「W2KM_HANCITOR.SXM」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
[ 詳細 ]
- すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 4
Microsoft Office 製品のマクロウイルス保護機能を有効にします。
[ 詳細 ]
手順 5
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「W2KM_HANCITOR.SXM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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