解析者: Wilbert Vidal   

 別名:

Linux.Application.Agent.45JBON (GData); Tool.Linux.BtcMine.296 (DrWeb)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  詳細

ファイルサイズ 2,219,316 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2017年12月15日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

ルートキット機能

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません

その他

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • stratum+tcp://{BLOCKED}l.{BLOCKED}r.com:80

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。

プログラムは、以下を実行します。

  • プログラムは、ハードコードされたマイニングサーバの認証情報を利用します。
  • プログラムは、仮想通貨を生成するために利用されるCPUマイナーです。
  • プログラムは、端末の計算能力を大量に利用します。コインブロックを処理するために端末を使い込むため、感染コンピュータの処理速度が極端に遅くなります。
  • プログラムは、以下のパラメータを受け取ります。
    • -a, --algo=ALGO → cryptonight(初期設定)または cryptonight-lite
    • -o, --url=URL → マイニングサーバーのURL
    • -O, --userpass=U:P → マイニングサーバーのユーザ名とパスワードの組み合わせ
    • -u, --user=USERNAME → マイニングサーバーのユーザ名
    • -p, --pass=PASSWORD → マイニングサーバーのパスワード
    • -t, --threads=N → マイナーのスレッドの数
    • -v, --av=N → アルゴリズム変動、0が自動的に選択される
    • -k, --keepalive → タイムアウトにならないよう"keepalived"を送信(プールサポートが必要) 
    • -r, --retries=N → バックアップサーバに切り替える前のリトライ回数(初期設定:5)
    • -R, --retry-pause=N → リトライ間の中断時間(初期設定:5)
    • --cpu-affinity → CPUコアにプロセス親和性を設定し、cores 0および1に mask 0x3を設定
    • --cpu-priority → プロセス優先度の設定 (初期設定:アイドル0 、ノーマル2 から最高5まで)
    • --no-huge-pages → Huge Page機能の無効
    • --no-color → カラー出力の無効
    • --donate-level=N → 寄付、初期設定:5% (100分中5分間分は寄付)
    • --user-agent →プール用にカスタムされたuser-agent文字列を設定
    • -B, --background → バックグラウンドでマイナーの実行
    • -c, --config=FILE → JSONフォーマットの環境設定ファイルを読み込み
    • -l, --log-file=FILE → すべての出力をファイルへ記録
    • -S, --syslog → 出力メッセージにシステムのログを利用
    • --max-cpu-usage=N→ 自動スレッドのためにCPU使用率を最大化(初期設定:75)
    • --safe → 現在のCPUのスレッドやav設定を安全に調整する
    • --nicehash→ 「nicehash」のサポートを有効
    • --print-time=N→ N秒ごとにハッシュレートをプリント
    • --api-port=N→ マイナーのAPIのポート
    • --api-access-token=T→ APIのアクセストークン
    • --api-worker-id=ID→ APIのためのカスタムWorkerID
    • -h, --help → ヘルプの表示および終了
    • -V, --version → バージョン情報の表示および終了

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.854.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年12月20日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.855.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年12月21日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「ELF_COINMINER.G」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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