この脅威は、どのようにしてコンピュータに侵入しますか?

この脅威は、米国独立記念日に便乗したスパムメールとして、コンピュータに侵入します。


この脅威は、どのような影響をユーザに与えますか?

問題のスパムメールには、不正なリンクが記載されていました。ユーザが誤ってクリックすると、動画共有サイト「YouTube」の偽ページに誘導されます。この偽ページには動画が組み込まれており、この動画を再生すると、「WORM_WALEDAC.DU」として検出される不正ファイルがダウンロードされることとなります。このワームは、複数のIPアドレスに接続し、情報を送受信します。また、ワームは、感染コンピュータ上からEメール情報を収集し、自身のコピーを添付したメールを、収集したEメールの連絡先へ送信します。


特にどのようなユーザが危険にさらされますか?

誤ってメール内のリンクをクリックした場合、Eメール情報が収集されます。また、このワームは、情報を送受信する機能があることから、感染ユーザの情報が漏えいする恐れがあります。


コンピュータを攻撃から守るにはどうすればいいのですか?

ユーザは、身元不明な送信先からのメールに記載されているリンクをクリックすることに、細心の注意を払う必要があります。迷惑メールなどに含まれるリンクをクリックすることで、不正プログラム感染の被害に遭う可能性が高いことを肝に命じておくべきです。