解析者: Christopher Daniel So   

 別名:

Net-Worm.Win32.Morto.u (Kaspersky), Mal/Morto-A (Sophos)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ワーム

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 8,704 bytes
タイプ DLL
発見日 2011年9月9日

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

その他

マルウェアは、"rundll32.dll" が実行中の場合、ファイル "\\TsClient\A\Moto" を開きます。マルウェアは、"\\TsClient\A\Moto" を開くと、このファイルの内容を実行します。その後、マルウェアは、ユーザのログオフを試みます。

マルウェアは、"rundll32.dll" で実行されていない場合、以下のレジストリ値を読み込みます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Wpa
md = "<ランダムな値>"

その後、マルウェアは、応答があった "<ランダムな値>" を実行します。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.416.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年9月9日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_MORTO.SMAI」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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