解析者: Karl Dominguez   
 更新者 : jasperm

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、1つあるいは複数の方法によりコンピュータに侵入します。

  詳細

使用ポート Random
ファイルサイズ 1,607 bytes
タイプ VBS
メモリ常駐 はい
発見日 2011年2月8日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、以下の方法によりコンピュータに侵入します。

  • Dropped along with the following component files:
    • C:\Win.Msi\DiskDoctor.lnk - detected by Trend Micro as LNK_PENEPE.D
    • C:\Win.Msi\cssrs.exe - non-malicious file; open source proxy server from 3proxy.ru
    • C:\Win.Msi\System.exe - non-malicious file; open source command-line connection utility from PuTTY
  • Usually arrives with other component files in a self-extracting archive downloaded unknowingly by a user from links in spam messages

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「VBS_PENEPE.C」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

手順 3

メモリ上で実行されているプロセスを終了します。

[ 詳細 ]

註:検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
wscript.exe
cssrs.exe
System.exe

手順 4

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]
註:このフォルダは、隠しフォルダとして設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  C:\Win.Msi

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「VBS_PENEPE.C」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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