VBS_AUTORUN.SML

セーフモードでの起動：

• Windows 2000 の場合

1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています･･･」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows XP の場合

1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています･･･」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows Server 2003 の場合

1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています･･･」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

レジストリエディタの機能修復 ：

1. メモ帳などのテキストエディタを開きます。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、notepad と入力し、[OK]をクリックします。
   ※notepad は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 以下 の文字列をテキストエディタにコピーしてください。
   On Error Resume Next<br>Set shl = CreateObject(WScript.Shell)<br>shl.RegDelete HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\regedit.exe<br>shl.RegDelete HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\taskmgr.exe
3. C:RESTORE.VBS のファイル名でこのファイルを保存してください。
4. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、C:RESTORE.VBS と入力し、[OK]をクリックします。
5. 確認画面が表示されたら[はい]を選択し、画面を終了してください。

このマルウェアが追加したレジストリ値の削除：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Run
3. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   CTFMON = %System%\wscript.exe /E:vbs %System%\winjpg.jpg
4. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CLASSES_ROOT>exefile>shell>Open application>command
5. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   (Default) = %System%\winxp.exe
6. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CLASSES_ROOT>exefile>shell>Scan for virus,s>command
7. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   (Default) = %System%\wscript.exe /E:vbs %System%\winjpg.jpg
8. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows Scripting Host>Settings
9. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   DisplayLogo = 0
10. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    Timeout = 0
11. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows Script Host>Settings
12. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    DisplayLogo = 0
13. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    Timeout = 0
14. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Security Center
15. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    AntiVirusOverride = 1
16. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows Script Host>Settings
17. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    Enabled = 1
18. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Policies>Microsoft>Windows>Installer
19. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    LimitSystemRestoreCheckpointing = 1
20. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Policies>Microsoft>Windows NT>SystemRestore
21. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    DisableSR = 1
22. 「レジストリエディタ」を閉じます。

• In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options
  • MSConfig.exe
    
• In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options
  • procexp.exe
    
• In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options
  • regedit.exe
    
• In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options
  • taskmgr.exe
    

このマルウェアが追加したレジストリキーの削除：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows NT>CurrentVersion>Image File Execution Options
3. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   MSConfig.exe
4. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   procexp.exe
5. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   regedit.exe
6. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   taskmgr.exe
7. 「レジストリエディタ」を閉じます。

このマルウェアが変更したレジストリ値の修正：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、"regedit" と入力し、[OK]をクリックします。
   ※"regedit" は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CLASSES_ROOT>mp3file
3. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   FriendlyTypeName = Good Songs
4. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   FriendlyTypeName = %Windows%\inf>unregmp2.exe,-10002
5. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CLASSES_ROOT>VBSFile
6. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   FriendlyTypeName = MP3 Audio
7. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   FriendlyTypeName = %System%\wshext.dll,-4802,
8. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CLASSES_ROOT>VBSFile>DefaultIcon
9. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   (Default) = %Program Files%\WINDOW~3>wmplayer.exe,-120
10. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    (Default) = %SystemRoot%\System32>WScript.exe,2
11. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Explorer>Advanced
12. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    Hidden = 0
13. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    Hidden = 1
14. 再び、右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    HideFileExt = 1
15. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    HideFileExt = 0
16. 再び、右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    ShowSuperHidden = 0
17. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    ShowSuperHidden = 1
18. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Policies>Explorer
19. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    NoDriveTypeAutoRun = 0
20. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    NoDriveTypeAutoRun = 91
21. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Explorer>Advanced>Folder>Hidden>SHOWALL
22. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    CheckedValue = 0
23. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    CheckedValue = 1
24. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>CurrentControlSet>Services>wscsvc
25. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    Start = 4
26. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    Start = 2
27. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>CurrentControlSet>Services>wuauserv
28. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    Start = 4
29. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    Start = 2
30. レジストリエディタを閉じます。

作成された AUTORUN.INF の検索および削除：

1. [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
   註：Windowsのバージョンによって異なります。
2. [ファイル名のすべてまたは一部]に以下を入力してください。
   AUTORUN.INF
3. [探す場所]の一覧から該当ドライブを選択し、[検索]を押します。
4. 検索が終了したら、ファイルを選択し、メモ帳などテキストエディタを用いて開いてください。
5. 以下の文字列が存在するか確認してください。
   
   [autorun]
   shellexecute=Wscript.exe /e:vbs winfile.jpg
6. この文字列が存在する場合はファイルを削除してください。
7. 他のリムーバブルドライブ内の残りの AUTORUN.INF についても、この手順3.)から6.)を繰り返してください。
8. [検索結果]画面を閉じてください。