TSPY_MA.8A29C155

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

スパイウェアは、実行後、自身を削除します。

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

他のシステム変更

スパイウェアは、以下のファイルを削除します。

• %User Profile%\Application Data\ofn1.tmp
• %User Temp%\byd4.tmp
• %User Temp%\appE.tmp
• %User Temp%\app12.tmp
• %User Temp%\app20.tmp
• %User Temp%\app1E.tmp

(註：%User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\＜ユーザ名＞"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\＜ユーザ名＞" です。. %User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\＜ユーザー名＞\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\＜ユーザ名＞\AppData\Local\Temp" です。)

スパイウェアは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop
WaitToKillAppTimeout = "271"

(註：変更前の上記レジストリ値は、「20000」となります。)

作成活動

スパイウェアは、以下のファイルを作成します。

• %User Temp%\app7.tmp
• %User Temp%\appE.tmp.vbs
• %User Startup%\conime.exe
• %User Temp%\app1B.tmp
• %User Profile%\APPLIC~1\ayagnt.dll

(註：%User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\＜ユーザー名＞\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\＜ユーザ名＞\AppData\Local\Temp" です。. %User Startup%フォルダは、Windows 98 および ME の場合、通常、"C:\Windows\Profiles\＜ユーザ名＞\Start Menu\Programs\Startup"、Windows NT の場合、"C:\WINNT\Profiles\＜ユーザ名＞\Start Menu\Programs\Startup" および "C:\Documents and Settings\＜ユーザ名＞\Start Menu\Programs\Startup" です。. %User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\＜ユーザ名＞"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\＜ユーザ名＞" です。)

その他

スパイウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

• Http://www.{BLOCKED}e.com
• http://blog.{BLOCKED}e.net/adisign357/blog
• http://{BLOCKED}6.70.147/LbUuEtSmUfUaCgRvHuXlQyOx.jsp?{random characters}
• http://{BLOCKED}6.70.147/WcAuIwOhCpYdKuZxBcEhPcQm.jsp?{random characters}
• http://{BLOCKED}6.70.147/CvFpQcNjVkWjKtUyXsHlRtOd.jsp?{random characters}

スパイウェアは、実行後、自身を削除します。

このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。