解析者: Warren Adam Sto. Tomas   

 別名:

JS:Exploit.Sharpshooter.C (BitDefender)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

  詳細

ファイルサイズ 36,773 bytes
タイプ HTA
メモリ常駐 はい
発見日 2020年1月8日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • Trojan.HTML.SHELLOAD.AA

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

その他

マルウェアは、以下を実行します。

  • It terminates itself if:
    • the affected system's domain name is "foo"
    • It finds the following sandbox artifacts in the affected system:
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\Vmmouse.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vm3dgl.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmdum.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vm3dver.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmtray.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmci.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmusbmouse.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmx_svga.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmxnet.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\VMToolsHook.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmhgfs.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmmousever.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmGuestLib.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\VmGuestLibJava.dll
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\vmscsi.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\VBoxMouse.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\VBoxGuest.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\VBoxSF.sys
      • C:\windows\Sysnative\Drivers\VBoxVideo.sys
      • C:\windows\Sysnative\vboxdisp.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxhook.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxmrxnp.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxogl.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxoglarrayspu.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxoglcrutil.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxoglerrorspu.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxoglfeedbackspu.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxoglpackspu.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxoglpassthroughspu.dll
      • C:\windows\Sysnative\vboxservice.exe
      • C:\windows\Sysnative\vboxtray.exe
      • C:\windows\Sysnative\VBoxControl.exe
    • the affected system's Mac Address contains the following:
      • 000C29
      • 001C14
      • 005056
      • 000569
      • 080027
    • it is being debugged
  • It will try to execute a shell code, however the shell code is damaged or incomplete

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.608.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2020年1月8日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.609.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2020年1月9日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「Trojan.JS.SHELLOAD.AB」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.JS.SHELLOAD.AB」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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