解析者: Michael Cabel   

 プラットフォーム:

Windows 98, ME, NT, 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 8,157 bytes
タイプ Java Class
メモリ常駐 なし
発見日 2010年7月8日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して感染活動をします。これにより、不正ファイルがダウンロードされます。

  • CVE-2008-5353

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • {Random File Name}.exe

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

その他

このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。

  • After successfully exploiting the specific vulnerability in Java Runtime Environment (JRE), it connects to a specific site to download file and execute it.

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2008-5353

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI パターンファイル: 7.292.15
VSAPI パターンリリース日: 2010年7月8日
VSAPI パターンリリース日: 7/8/2010 12:00:00 AM

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_JAVA.BP」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。  http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2008-5353


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