解析者: Jeffrey Bernardino   

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

これは、トレンドマイクロの製品では、特定の不正活動を実行するファイルの検出名となります。

  詳細

ファイルサイズ 6,400 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 はい
発見日 2010年9月2日

インストール

マルウェアは、以下のプロセスにコードを組み込みます。

  • EXPLORER.EXE

その他

このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。

  • Executes when ofcservice, an OSCE service, is automatically executed at system startup
  • Executes the following files added by TROJ_FAKETM.C:
    • tmupdg.exe - detected as TROJ_FAKETM.B
    • tmconfg.exe - detected as TROJ_DROPPER.JAS

これは、トレンドマイクロの製品では、以下の検出名となります。

  • Files targeting the Trend Micro OfficeScan Corporate Edition (OSCE) Server application

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.440.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年9月6日
VSAPI OPR パターンバージョン 7.441.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年9月6日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「TROJ_FAKETM.A」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

    • TROJ_FAKETM.B
    • TROJ_DROPPER.JAS
    • TROJ_FAKETM.C

手順 3

回復コンソールを使用して、TROJ_FAKETM.A として検出されるファイルを確認し、削除します。

[ 詳細 ]

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_FAKETM.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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