解析者: kathleenno   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。その理由として、マルウェアは、「Google 画像検索」の検索結果でSEOポイズニング(悪質なSEO対策)を伴う攻撃を行うからです。

マルウェアは、複数の製品名を用いて正規のセキュリティを装います。他の偽セキュリティソフト型不正プログラム「FAKEAV」と同様に、このマルウェアも Graphical User Interface(GUI)を表示し、コンピュータが感染しているとユーザに通知し、セキュリティソフトを購入するように促します。

マルウェアは、ユーザがセキュリティソフトの購入を決定すると、個人情報を収集します。収集される情報は、クレジットカードおよび連絡先を含みます。

マルウェアは、リモートサイトから他のマルウェアまたはグレイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、「Registry Shell Spawning」という手法で特定のレジストリキーまたはレジストリ値を変更します。これにより、他のアプリケーションが実行されると、このマルウェアも自動実行されます。

マルウェアは、実行後、自身を削除します。

マルウェアは、ユーザの感染を通知する偽の警告を表示します。また、感染したコンピュータの偽のスキャン結果を表示します。スキャンが完了すると、ユーザに製品の購入を要求します。ユーザが偽の製品を購入しようとすると、ユーザを特定のWebサイトに誘導してクレジットカード番号といった個人情報を要求します。

  詳細

ファイルサイズ 237,930 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年4月28日
ペイロード ファイルの作成, ウインドウの表示

侵入方法

マルウェアは、リモートサイトから以下のマルウェアまたはグレイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

  • http://{BLOCKED}tivirus.cz.cc/fast-scan

インストール

マルウェアは、以下の無害なファイルを作成します。

  • C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\{random file name}
  • %Application Data%\{random file name}
  • %User Profile%\Templates\{random file name}
  • %User Temp%\{random file name}

(註:%Application Data%フォルダは、 Windows 2000、XP、Server 2003 の場合 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data" 、 Windows NTの場合 "C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Application Data"、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>\Application Data" です。. %User Profile% フォルダは、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>"、Windows NTでは、"C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>"、Windows 2000, XP, Server 2003の場合は、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>" です。. %User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)

マルウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %Application Data%\{random file name}.exe

(註:%Application Data%フォルダは、 Windows 2000、XP、Server 2003 の場合 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data" 、 Windows NTの場合 "C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Application Data"、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>\Application Data" です。)

自動実行方法

マルウェアは、「Registry Shell Spawning」という手法で以下のレジストリキーまたはレジストリ値を変更します。これにより、特定のファイル形式のファイルが開かれると、このマルウェアも自動実行されます。

HKEY_CLASSES_ROOT\.exe\shell\
open\command
(Default) = ""{malware path and file name}" -a "%1" %*"

HKEY_CLASSES_ROOT\exefile\shell\
open\command
(Default) = ""{malware path and file name}" -a "%1" %*"

HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\
.exe\shell\open\
command
(Default) = ""{malware path and file name}" -a "%1" %*"

HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\
exefile\shell\open\
command
(Default) = ""{malware path and file name}" -a "%1" %*"

他のシステム変更

マルウェアは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\DomainProfile
EnableFirewall = "0"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\DomainProfile
DoNotAllowExceptions = "0"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\DomainProfile
DisableNotifications = "1"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\StandardProfile
EnableFirewall = "0"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\StandardProfile
DoNotAllowExceptions = "0"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\StandardProfile
DisableNotifications = "1"

マルウェアは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\
StartMenuInternet\FIREFOX.EXE\shell\
open\command
(Default) = ""{malware path and file name}" -a "%Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe""

(註:変更前の上記レジストリ値は、「%Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\
StartMenuInternet\FIREFOX.EXE\shell\
safemode\command
(Default) = ""{malware path and file name}" -a "%Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe" -safe-mode"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「"%Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe" -safe-mode」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\
StartMenuInternet\IEXPLORE.EXE\shell\
open\command
(Default) = ""{malware path and file name}" -a "%Program Files%\Internet Explorer\iexplore.exe""

(註:変更前の上記レジストリ値は、「"%Program Files%\Internet Explorer\iexplore.exe"」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Security Center
AntiVirusDisableNotify = "1"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「0」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Security Center
FirewallDisableNotify = "1"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「0」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Security Center
UpdatesDisableNotify = "1"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「0」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Security Center
AntiVirusOverride = "1"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「0」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Security Center
FirewallOverride = "1"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「0」となります。)

その他

マルウェアは、実行後、自身を削除します。

偽セキュリティソフト型不正プログラムによる不正活動

マルウェアは、ユーザの感染を通知する偽の警告を表示します。また、感染したコンピュータの偽のスキャン結果を表示します。スキャンが完了すると、ユーザに製品の購入を要求します。ユーザが偽の製品を購入しようとすると、ユーザを特定のWebサイトに誘導してクレジットカード番号といった個人情報を要求します。

マルウェアは、以下の名前を用いて感染コンピュータに偽セキュリティソフトをインストールします。

  • <OSのバージョン> Anti-Spyware
  • <OSのバージョン> Anti-Spyware 2011
  • <OSのバージョン> Anti-Virus 2011
  • <OSのバージョン> Home Security
  • <OSのバージョン> Home Security 2011
  • <OSのバージョン> Internet Security 2011
  • <OSのバージョン> Security 2011
  • <OSのバージョン> Total Security
  • <OSのバージョン> Total Security 2011

マルウェアは、以下の Graphical User Interface(GUI)を表示します。








ユーザが偽の製品の購入しようとすると、ユーザを以下のWebサイトにリダイレクトしてクレジットカード番号といった個人情報を要求します。

  • <省略>uboqo.com
  • <省略>xuxu.com
  • <省略>dar.com
  • <省略>woto.com
  • <省略>syfabapi.com
  • <省略>jisem.com
  • <省略>kypomow.com
  • <省略>hulyqedy.com
  • <省略>lap.com
  • <省略>byfaf.com
  • <省略>nax.com
  • <省略>xypo.com
  • <省略>kovo.com
  • <省略>pacytucy.com
  • <省略>pacytucy.com
  • <省略>gyry.com
  • <省略>vunokyk.com
  • <省略>juwevul.com
  • <省略>lejuj.com
  • <省略>kalyn.com
  • <省略>hagupy.com
  • <省略>macik.com
  • <省略>ragap.com
  • <省略>dupi.com
  • <省略>sativ.com
  • <省略>hidid.com
  • <省略>vywuge.com
  • <省略>mywy.com
  • <省略>kokazoz.com
  • <省略>vynyxu.com
  • <省略>nageboj.com
  • <省略>cin.com
  • <省略>vunevu.com
  • <省略>nojy.com
  • <省略>wobow.com
  • <省略>wemyvuda.com
  • <省略>kalyna.com
  • <省略>ziqyze.com
  • <省略>zyp.com
  • <省略>fyqevaz.com
  • <省略>zegokido.com
  • <省略>rinazecit.com
  • <省略>kuboqo.com
  • <省略>xohyqo.com
  • <省略>inejuf.com
  • <省略>behasa.com
  • <省略>nejuf.com
  • <省略>hinynuh.com
  • <省略>jimaq.com
  • <省略>jez.com
  • <省略>vadaqyz.com
  • <省略>gapyhi.com
  • <省略>tige.com
  • <省略>paqatyc.com
  • <省略>nena.com
  • <省略>huh.com
  • <省略>gevuryt.com
  • <省略>sope.com
  • <省略>pyf.com
  • <省略>nyxorun.com
  • <省略>hibijy.com
  • <省略>xojis.com
  • <省略>bytedotu.com
  • <省略>zeno.com
  • <省略>qufikeg.com
  • <省略>papavi.com
  • <省略>cogiqek.com
  • <省略>fyp.com
  • <省略>zupilog.com
  • <省略>kubovu.com
  • <省略>pah.com
  • <省略>vykavo.com
  • <省略>kun.com
  • <省略>jybi.com
  • <省略>hoto.com
  • <省略>qoxyxyt.com
  • <省略>pyzoqah.com
  • <省略>pyla.com
  • <省略>dabati.com
  • <省略>tyn.com
  • <省略>qiceq.com
  • <省略>cus.com
  • <省略>damaqyr.com
  • <省略>nazecit.com
  • <省略>ryfuwy.com
  • <省略>zykubo.com
  • <省略>semijawo.com
  • <省略>fodafur.com
  • <省略>zom.com
  • <省略>byrum.com
  • <省略>sotopib.com
  • <省略>syfage.com
  • <省略>gac.com

マルウェアは、ユーザが「セキュリティソフトを購入する」を選択すると、以下の情報を収集します。

  • クレジットカード情報(例:カード会社・カード番号・有効期限・セキュリティコード)
  • 連絡先(例:名前・アドレス・Eメール・電話番号)

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 8.122.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年4月28日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.123.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2011年4月28日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「TROJ_FAKEAV.BSM」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile
    • EnableFirewall = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile
    • DoNotAllowExceptions = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\DomainProfile
    • DisableNotifications = 1
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile
    • EnableFirewall = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile
    • DoNotAllowExceptions = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandardProfile
    • DisableNotifications = 1

手順 5

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • HKEY_CLASSES_ROOT\.exe\shell\open\command
  • HKEY_CLASSES_ROOT\exefile\shell\open\command
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\.exe\shell\open\command
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\exefile\shell\open\command

手順 6

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\FIREFOX.EXE\shell\open\command
    • From: (Default) = {malware path and file name} -a %Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe
      To: (Default) = %Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\FIREFOX.EXE\shell\safemode\command
    • From: (Default) = {malware path and file name} -a %Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe -safe-mode
      To: (Default) = %Program Files%\Mozilla Firefox\firefox.exe -safe-mode
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\IEXPLORE.EXE\shell\open\command
    • From: (Default) = {malware path and file name} -a %Program Files%\Internet Explorer\iexplore.exe
      To: (Default) = %Program Files%\Internet Explorer\iexplore.exe
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center
    • From: AntiVirusDisableNotify = 1
      To: AntiVirusDisableNotify = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center
    • From: FirewallDisableNotify = 1
      To: FirewallDisableNotify = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center
    • From: UpdatesDisableNotify = 1
      To: UpdatesDisableNotify = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center
    • From: AntiVirusOverride = 1
      To: AntiVirusOverride = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center
    • From: FirewallOverride = 1
      To: FirewallOverride = 0

手順 7

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\{random file name}
  • %Application Data%\{random file name}
  • %User Profile%\Templates\{random file name}
  • %User Temp%\{random file name}

手順 8

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_FAKEAV.BSM」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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