TROJ_CRYPCTB.YW
Ransom:Win32/Critroni.A (Microsoft); Generic.vy (McAfee); Trojan.Cryptolocker.E (Symantec); Trojan-Ransom.Win32.Onion.ds (Kaspersky); Troj/Ransom-ATZ (Sophos); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Trojan horse Crypt4.XKW (AVG)
Windows
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
作成活動
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- 78156/1688
- %User Temp%\qumnbtg.exe
- %Windows%\Tasks\hdmomih.job
- %User Profile%\Microsoft\anhshef
- %User Profile%\Adobe\anhshef
- %System%\config\systemprofile\My Documents\!Decrypt-All-Files-ansppre.txt
- %System%\config\systemprofile\My Documents\!Decrypt-All-Files-ansppre.bmp
(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.. %Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。.. %User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>" です。.. %System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- 78156/1688
- %User Temp%\qumnbtg.exe
- %Windows%\Tasks\hdmomih.job
- %User Profile%\Microsoft\anhshef
- %User Profile%\Adobe\anhshef
- %System%\config\systemprofile\My Documents\!Decrypt-All-Files-ansppre.txt
- %System%\config\systemprofile\My Documents\!Decrypt-All-Files-ansppre.bmp
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_CRYPCTB.YW」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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