RANSOM_VXLOCK.B
2017年2月1日
別名:
Ransom.VirLock (Malwarebytes), Gen:Variant.Ransom.VxLock.1 (F-Secure )
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
詳細
ファイルサイズ 19,456 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2017年1月26日
インストール
マルウェアは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。
- VXLOCK32_64
その他
マルウェアは、以下の拡張子をもつファイルを暗号化します。
- .txt
- .doc
- .docx
- .xls
- .xlsx
- .ppt
- .pptx
- .sqlite
- .odt
- .jpg
- .gif
- .png
- .csv
- .sql
- .mdb
- .sln
- .php
- .asp
- .aspx
- .html
- .xml
- .psd
- .xsd
- .cpp
- .h
- .htm
- .py
- .reg
マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のファイルが必要になります。
- {malware path}\RSA_keys.pub
- {malware path}\RSA_keys.private
マルウェアは、以下のファイル名を使用し、暗号化されたファイルを改称します。
- {Original filename and extension}.vxLock
対応方法
対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.184.00
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年1月26日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.185.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年1月27日
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。
手順 4
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「RANSOM_VXLOCK.B」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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