解析者: Cris Nowell Pantanilla   

 別名:

Backdoor.PHP.Pbot.g (Kaspersky), PHP.Backdoor.Trojan (Symantec)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、不正リモートユーザからリモートで受信する特定のコマンドを実行します。これにより、感染コンピュータおよび同コンピュータ上の情報は危険にさらされることとなります。

  詳細

ファイルサイズ 4617 bytes
タイプ HTML, HTM
メモリ常駐 なし
発見日 2010年9月21日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

バックドア活動

マルウェアは、以下のいずれかのIRCサーバに接続します。

  • irc.{BLOCKED}ka.co.vu:6667

マルウェアは、以下のいずれかのIRCチャンネルに接続します。

  • #berkah
  • #neraka

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • DNS lookup
  • Execute Shell Command
  • Execute PHP Code
  • Connect to remote sites
  • Executes IRC Commands:
    • join
    • send message
    • send private message
    • notice
    • nick
    • set random nick
    • quit

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 7.478.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年9月21日
VSAPI OPR パターンバージョン 7.479.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年9月22日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PHP_PBOT.SMM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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