別名:

Virus:Win32/Champagne.A (Microsoft); W32/NGVCK.a !! (McAfee); Virus.Win32.Pioneer.aw (Kaspersky); Virus.Win32.NGVCK.a (v) (Sunbelt); Win32.NGVCK.TTE (FSecure)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 435,147 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2012年5月9日

侵入方法

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

他のシステム変更

ウイルスは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
Services\nblgvlavnfpe

HKEY_CURRENT_USER\Software\LdShih\
LsFileExplorer

ウイルスは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
Services\nblgvlavnfpe
ImagePath = "\??\%User Temp%\hsyagasipcdz"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
Services\nblgvlavnfpe
Type = "1"

HKEY_CURRENT_USER\Software\LdShih\
LsFileExplorer
ParentImgIdx = "5"

ウイルスは、以下のレジストリキーを削除します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\system\CurrentControlSet\
Services\nblgvlavnfpe\Security

HKEY_LOCAL_MACHINE\system\CurrentControlSet\
Services\nblgvlavnfpe

HKEY_LOCAL_MACHINE\system\CurrentControlSet\
Services\nblgvlavnfpe\Enum

作成活動

ウイルスは、以下のファイルを作成します。

  • %User Temp%\hsyagasipcdz

(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)

このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services
    • nblgvlavnfpe
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\LdShih
    • LsFileExplorer

手順 3

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\nblgvlavnfpe
    • ImagePath = "\??\%User Temp%\hsyagasipcdz"
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\nblgvlavnfpe
    • Type = "1"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\LdShih\LsFileExplorer
    • ParentImgIdx = "5"

手順 4

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Temp%\hsyagasipcdz

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_NGVCK.AA」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 6

以下の削除されたレジストリキーまたはレジストリ値をバックアップを用いて修復します。

※註:マイクロソフト製品に関連したレジストリキーおよびレジストリ値のみが修復されます。このマルウェアもしくはアドウェア等が同社製品以外のプログラムも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\system\CurrentControlSet\Services\nblgvlavnfpe
    • Security
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\system\CurrentControlSet\Services
    • nblgvlavnfpe
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\system\CurrentControlSet\Services\nblgvlavnfpe
    • Enum


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