解析者: Michael Cabel   

 別名:

Microsoft: Exploit:Java/CVE-2010-0094.T; Kaspersky: Exploit.Java.CVE-2010-0094.b

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

脆弱性が利用されると、マルウェアは、特定の不正活動を実行します。

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ Java Class
メモリ常駐 なし
発見日 2011年2月4日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して感染活動をします。これにより、不正ファイルがダウンロードされます。

  • Java Runtime Environment(JRE)

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %User Temp%\{Random File Name}.exe

(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

その他

上記の脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下の不正活動を実行します。

  • マルウェアは、ある特定のWebサイトにアクセスし、不正なファイルをダウンロードします。

セキュリティ対策の面からも以下の説明を参照してください。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI パターンファイル: 7.810.17
VSAPI パターンリリース日: 2011年2月4日
VSAPI パターンリリース日: 2/4/2011 12:00:00 AM

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_PLEXVAJA.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください