解析者: Mark Joseph Manahan   

 別名:

Java/Jacksbot.A trojan (Eset), Java.Jacksbot, Java.Jacksbot (Ikarus)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003, Windows 7, Mac , Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからリモートで受信する特定のコマンドを実行します。これにより、感染コンピュータおよび同コンピュータ上の情報は危険にさらされることとなります。 マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  詳細

ファイルサイズ 53,038 bytes
タイプ JAR
メモリ常駐 はい
発見日 2012年10月17日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続, システムセキュリティへの感染活動

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • Capture Screenshot
  • Visit Remote URLs
  • Manage files and directories
  • Download arbitrary files
  • Execute files
  • Upload files
  • Update and uninstall itself
  • Manage Processes
  • Upload file
  • Perform shell command
  • Perform Denial of Service attacks
  • Displays Messagebox
  • Shutdown, lock, sleep, logout & restart computer
  • Get Hardware/ System Informations
  • Record Audio
  • List Installed Applications
  • Steals User Informations (Minecraft)
  • Log keystrokes and mouse strokes
  • Get Network Information

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • jacksbotlist.{BLOCKED}p.info:1336

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.468.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年10月18日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.469.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年10月19日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 3

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_CURRENT_USER\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • Microsoft® Windows® Operating System = "{Java Root Directory}\bin\javaw.exe -jar "{Malware Path and Filename}""

手順 4

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「JAVA_JACKSBOT.A」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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