解析者: Mark Joseph Manahan   

 別名:

Exploit:Java/CVE-2012-1723.I (Microsoft), Exploit.Java.CVE-2012-0507.nc (Kaspersky), Java/Exploit.CVE-2012-0507.CW trojan (ESET), Troj/JavaDl-FC (Sophos), Exploit-CVE2012-1723 (McAfee)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ Java Class
発見日 2012年7月18日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %User Temp%\{Random File Name}.exe

(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

マルウェアは、エクスプロイトコードの実行に利用される、Javaクラスファイルです。マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードします。

マルウェアがアクセスするWebサイトは、このマルウェアのコンポーネントによって供給されるパラメータにより決まります。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.282.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年7月24日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.283.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年7月25日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、スパイウェアパターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、スパイウェア検索を実行してください。「JAVA_EXPLYOT.GRR」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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