JAVA_EXPLOIT.HBM
Exploit.JS.Agent.bgy (Kaspersky); Troj/ExpJS-BS (Sophos)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、リモートサイトから他の不正プログラムにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。
マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。
マルウェアは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、リモートサイトから以下の不正プログラムによりダウンロードされ、コンピュータに侵入します。
- JS_OBFUS.HB
マルウェアは、以下のリモートサイトからダウンロードされ、コンピュータに侵入します。
- http://{BLOCKED}ng.info/games/java_skyline.php
ダウンロード活動
マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。
- http://{BLOCKED}ng.info/d.php?f={parameter}&e={parameter} - detected as TSPY_FTPMESO.HBM
マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。
その他
セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。
マルウェアは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。
- Vulnerability in the way the Java NPAPI plugin and the Java Deployment Toolkit handles URIs
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPLOIT.HBM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。
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