JAVA_DLDR.XPL
Windows 2000, Windows XP, Windowa Server 2003
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
脆弱性が利用されると、マルウェアは、特定の不正活動を実行します。
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
ダウンロード活動
マルウェアは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して感染活動をします。これにより、不正ファイルがダウンロードされます。
- Java Runtime Environment
その他
セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2010-0840
その他
上記の脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下の不正活動を実行します。
- リモートホストは、任意のコードを実行し、特定のWebサイトから不正なファイルのダウンロードおよび実行をします。
セキュリティ対策の面からも以下の説明を参照してください。
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2010-0840
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_DLDR.XPL」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 3
以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2010-0840
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