JAVA_AGENT.BBH
Exploit:Java/CVE-2011-3544 (Microsoft), Exploit.Java.CVE-2011-3544.du (Kaspersky), Java/Exploit.CVE-2011-3544.AF (NOD32), Exploit.Java.CVE-2011 (Ikarus)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
その他
マルウェアは、不正なWebサイトに組み込まれた不正なJARファイルのコンポーネントです。マルウェアが、自身の不正活動を実行するためには、他のコンポーネントが必要になります。
マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードし、実行します。
不正なファイルがダウンロードされるリンクは、このマルウェアが組み込まれているWebサイトによります。ダウンロードされたファイルは、以下として保存されます。
- %User Temp%\<ランダムなファイル名>.EXE
(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_AGENT.BBH」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください