HackTool.Win64.JuicyPotato.L
2024年1月13日
別名:
UDS:HackTool.Win64.JPotato.gen (KASPERSKY)
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
システムへの影響:
情報漏えい:

マルウェアタイプ:
ハッキングツール
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 685,568 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2024年1月11日
侵入方法
プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
その他
マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。
- -t {t | u | *} → used to escalate privilege on the system
- t - CreateProcessWithTokenW
- u - CreateProcessAsUser
- * - Both
- -p {Program to launch} → used to execute a program
- -l {Port value} → used to specify a COM server listen port
- Default: 102471
- -a {Argument} → used to add a command line argument to pass to the program
- Default: NULL
- -c {CLSID} → used to specify the CLSID of a COM server to be abused
- Default: {854A20FB-2D44-457D-992F-EF13785D2B51}
- -i → used to enable interactive console, used only with CreateProcessAsUser
- -b → used to bruteforce all CLSIDs, about 1000 processes will be spawned
- -s → used to seek a suitable COM port not filtered by Windows Defender Firewall
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
SSAPI パターンバージョン: 2.693.00
SSAPI パターンリリース日: 2024年1月18日
手順 1
トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。
- Troj.Win32.TRX.XXPE50FFF076
手順 2
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HackTool.Win64.JuicyPotato.L」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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