解析者: Carlos Villegas Madrid   

 別名:

HackTool:Win32/NetCat (MICROSOFT)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 27,136 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2023年6月23日
ペイロード ネットワークセキュリティへの感染活動

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

プログラムは、以下を実行します。

  • This hacking tool may be used to read and write data across TCP or UDP network connections.
  • It displays the following DOS command console when executed with -h argument:
  • Depending on the intentions of the malicious user, the effects of this hacking tool may vary. This hacking tool is a program that utilizes the following vulnerabilities:
    • CVE-2004-1317
    • CVE-2008-5742
    • CVE-2008-5730
    • CVE-2008-5729
    • CVE-2008-5728
    • CVE-2008-5727
    • CVE-2015-2214
  • It can be used to do the following attacks:
    • Code Execution
    • Cross-site Scripting
    • Directory Traversal
    • Gain information
    • HTTP Response Splitting
    • Overflow
    • SQL Injection
    • Network Tunneling
    • Port Scanning
  • NetCat version: 1.14.89

<補足>

プログラムは、以下を実行します。

  • プログラムは、TCP/UDPによるネットワーク接続を介したデータの読み取り/書き込みに使用される可能性があります。
  • 引数「-h」を用いて実行されると、サービス拒否(Denial Of Service)攻撃に係る以下のコマンドコンソールが表示されます。
  • ユーザの意図に応じて、プログラムがもたらす影響は異なる可能性があります。プログラムは、以下の脆弱性を利用します。
    • CVE-2004-1317
    • CVE-2008-5742
    • CVE-2008-5730
    • CVE-2008-5729
    • CVE-2008-5728
    • CVE-2008-5727
    • CVE-2015-2214
  • プログラムは、以下の攻撃を実行するために使用される可能性があります。
    • コードの実行
    • クロスサイト・スクリプティング
    • ディレクトリ・トラバーサル
    • 情報の窃取
    • HTTPレスポンス分割
    • オーバーフロー
    • SQLインジェクション
    • ネットワークトンネリング
    • ポートスキャン
  • NetCatバージョン:1.14.89

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
SSAPI パターンバージョン: 2.629.00
SSAPI パターンリリース日: 2023年6月8日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HackTool.Win32.NetCat.AARUH」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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