別名:

Downloader(Symantec), Exp/WMF-A(Sophos), Exploit.Win32.IMG-WMF(Kaspersky), EXP/MS06-001.WMF(Avira), CVE-2005-4560 (not disinfectable)(F-Prot), Exploit-WMF(McAfee)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

これは、トレンドマイクロの製品では、変更されたWindowsメタファイル(拡張子WMF)の検出名です。このファイルは、Windowsに存在する特定の脆弱性を利用します。

マルウェアは、パッチされていないWindowsのGeneric Route Encapsulation(GRE)に存在する脆弱性も利用します。このゼロデイエクスプロイトによって、WMFファイルをレンダリングすると、GREの特定の機能にシステムへの許可されていないアクセスを誘発します。このファイルを確認したユーザは、Windows Explorerのクラッシュおよび再起動を誘発するサービス拒否(DoS)攻撃といった被害に遭遇することとなります。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ WMF
メモリ常駐 はい
発見日 2005年12月9日
ペイロード ファイルのダウンロード

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、変更されたWindowsメタファイル(拡張子WMF)の検出名です。このファイルは、Windowsに存在する以下の脆弱性を利用します。

マルウェアは、パッチされていないWindowsのGeneric Route Encapsulation(GRE)に存在する脆弱性も利用します。このゼロデイエクスプロイトによって、WMFファイルをレンダリングすると、GREの特定の機能にシステムへの許可されていないアクセスを誘発します。このファイルを確認したユーザは、Windows Explorerのクラッシュおよび再起動を誘発するサービス拒否(DoS)攻撃といった被害に遭遇することとなります。

いずれかの脆弱性が利用された場合、不正なWMFファイルは、以下のいずれかの不正活動を実行します。

  • 感染した画像閲覧プログラムおよび、またはWindows Explorerのクラッシュ
  • 他の不正なファイルのダウンロード
  • 任意のコードまたは他のプログラムの実行

  対応方法

対応検索エンジン: 7.000
初回 VSAPI パターンバージョン 4.356.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2007年3月21日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.793.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年2月21日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「EXPL_WMF.GEN」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。  

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