解析者: Mark Joseph Manahan   

 別名:

Troj/SSHDoor-D (Sophos), Linux/SSHDoor.A trojan (Eset)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。

マルウェアは、Linuxを実行しているコンピュータを対象とします。マルウェアは、セキュアシェルプロトコル(SSH)を使用することにより感染コンピュータへのリモートアクセスを可能にし、またコンピュータのログイン認証情報を収集します。これにより感染コンピュータのセキュリティが侵害されることになります。

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。 マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  詳細

ファイルサイズ 481,200 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2013年1月25日
ペイロード システムセキュリティへの感染活動, 情報収集

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • Remote Access
  • Steals Username/Password

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • {BLOCKED}h.info
  • {BLOCKED}pository.org

情報漏えい

マルウェアは、以下の情報を収集します。

  • Hostname
  • Ip Address
  • Open Port

その他

マルウェアが実行するコマンドは、以下のとおりです。

  • リモートでアクセスする
  • ユーザ名/パスワードの収集

マルウェアが収集する情報は、以下のとおりです。

  • ホスト名
  • IPアドレス
  • 開いているポート

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.680.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年1月25日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.681.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年1月26日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「ELF_SSHDOOR.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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