解析者: Christopher Daniel So   

 別名:

Backdoor.Linux.Roopre.g (Kaspersky), ELF/Roopre-A (Sophos)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。 マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2014年10月8日
ペイロード システムセキュリティへの感染活動

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • .cahed_sess

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • R - Refresh the session with C&C server
  • F - Download file drom C&C server
  • L - Set maximum number of threads and connection timeout, or load a shared library
  • S - Stop all threads executing the loaded shared library routines
  • G - Create threads to execute exported functions of loaded shared libraries

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • http://{BLOCKED}niels.net/mayhem.php

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 11.198.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年10月8日

手順 1

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「ELF_ROOPRE.A」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 2

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「ELF_ROOPRE.A」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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