解析者: Byron Jon Gelera   

 別名:

HEUR:Exploit.Linux.Dirtycow.a (Kaspersky); a variant of Linux/Exploit.CVE-2016-5195.E (ESET-NOD32)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    エクスプロイト

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

上記の脆弱性が利用されると、マルウェアは、特定の不正活動を実行します。 マルウェアは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。

  詳細

ファイルサイズ 14,596 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2017年5月15日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

上記の脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下の不正活動を実行します。

  • Escalate local user privileges.

マルウェアは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。

脆弱性「CVE-2016-5195」が利用されると、マルウェアはローカルユーザの権限を昇格します。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.518.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年7月7日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.519.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年7月8日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「ELF64_MADVISE.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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