BKDR_TRANSMIT.AB
2012年10月8日
プラットフォーム:
Windows 2000, XP, Server 2003
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
マルウェアタイプ:
バックドア型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
マルウェアは、プロキシサーバとして活動します。これにより、不正リモートユーザは、感染コンピュータ上で身元を隠したまま不正活動ができます。
詳細
使用ポート User-specified
ファイルサイズ 32,768 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 はい
発見日 2010年9月16日
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
プロキシサーバ機能
マルウェアは、プロキシサーバとして活動します。これにより、不正リモートユーザは、感染コンピュータ上で身元を隠したまま不正活動ができます。
その他
このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。
- Performs actions based on the following parameters:
- -listen - redirect traffic from local port to another
- -tran - redirect traffic from local port to a port on a remote machine
- -slave - query the remote machine and transmit traffic to a different machine
対応方法
対応検索エンジン: 8.900
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
「BKDR_TRANSMIT.AB」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
[ 詳細 ]
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは Process Explorer に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_TRANSMIT.AB」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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