解析者: Raymart Christian Yambot   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ポートを開き、不正リモートユーザからのコマンドを待機します。

  詳細

ファイルサイズ 255,544 bytes
タイプ Other
メモリ常駐 なし
発見日 2023年8月8日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、以下のポートを開き、不正リモートユーザからのコマンドを待機します。

  • TCP 49526

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のコンポーネントが必要になります。

  • %System32%/OCI.dll - Detected as Backdoor.Win64.COBEACON.OSLJEM

マルウェアは、以下を実行します。

  • It is loaded by OCI.dll through legitimate service ‘msdtc’ or Microsoft Distributed Transaction Coordinator.
  • This sample needs to be located in the %System% directory and have a file name of 'perfx0000.dat' to execute properly.

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 18.663.00
初回 VSAPI パターンリリース日 2023年8月28日
VSAPI OPR パターンバージョン 18.664.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2023年8月29日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.Win64.COBEACON.OSLJEE」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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