Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJSRMTZR
2022年10月18日
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
マルウェアタイプ:
バックドア型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。
詳細
ファイルサイズ 29,215 bytes
タイプ PHP
メモリ常駐 なし
発見日 2022年10月14日
ペイロード 情報収集
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
バックドア活動
マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。
- Find index.php in current directory
- Find config.php in current directory
- Show active connection
- Show running services
- Show user accounts
- Show computer name
- Show ARP table
- Show IP Configuration
- Execute PHP Code
- Execute Arbitrary Code
- Manage Files (Change Access Permissions, Delete, Copy, Rename, Move, Read and Execute Files)
- Extract Zip Files
- Archive Files
- Upload/Download Files
- Display Current Working Directory
- Display Available Drives
- Create Files and Directories
- String Conversion
- Hash Searching
- Bruteforce Passwords (FTP, MySQL, PostgreSql)
- Connects to Specified Database
- Bind Port
- Delete Itself
ルートキット機能
マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。
情報漏えい
マルウェアは、以下の情報を収集します。
- Username
- Computer Name
- PHP Information
- OS Description
- Server Security Information
- Server Software
- Loaded Apached Modules
- Disabled PHP Functions
- cURL Support
- Password Age
- Minimum Password Length
- Computer Role
- User Accounts
その他
マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。
マルウェアは、自身の不正活動を実行するために、Webサーバにホストされている必要があります。
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 17.838.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2022年9月27日
VSAPI OPR パターンバージョン 17.839.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2022年9月28日
手順 1
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJSRMTZR」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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