Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJKSA
2022年8月30日
別名:
Backdoor.PHP.WebShell.tk (KASPERSKY)
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
マルウェアタイプ:
バックドア型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。
詳細
ファイルサイズ 15,008 bytes
タイプ PHP
メモリ常駐 なし
発見日 2020年1月23日
ペイロード システム情報の収集, プロセスの強制終了, ファイルのダウンロード, ファイルの変更, ファイルの実行, ファイルの削除
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
バックドア活動
マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。
- Execute PHP Code
- Extract Zip Files
- Upload/Download Files
- Manage Files (Change Access Permissions, Delete, Rename, and Modify Files)
- Read File in plaintext and Base64 Format
- Create Files and Directories
- Delete Itself
情報漏えい
マルウェアは、以下の情報を収集します。
- Computer Name
- User Name
- OS Description
- PHP Information
その他
マルウェアは、自身の不正活動を実行するために、Webサーバにホストされている必要があります。
<補足>
バックドア活動
マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。
- PHPコードの実行
- Zipファイルの抽出
- ファイルのアップロード / ダウンロード
- ファイルの管理 (アクセス許可の変更、ファイルの削除、名前変更、改ざん)
- 平文 / Base64 形式のファイルの読み取り
- ファイル / ディレクトリの作成
- 自身の削除
情報漏えい
マルウェアは、以下の情報を収集します。
- コンピュータ名
- ユーザ名
- オペレーティングシステム(OS)の説明
- PHP情報
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 15.638.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2020年1月23日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.639.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2020年1月24日
手順 1
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJKSA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください