解析者: Francesca Villasanta   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    スパイウェア/情報窃取型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 1,022,976 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2023年6月5日
ペイロード ファイルの作成, 情報収集, ファイルの作成

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

スパイウェアは、以下のファイルを作成します。

  • {Malware Path}\error.txt ← Logs the error encountered

情報漏えい

スパイウェアは、以下の情報を収集します。

  • Browser data (Google Chrome, Microsoft Edge, Opera, Brave, Firefox):
    • Profiles
    • Login Data
    • Network Cookies
    • Local Extension Settings
  • Browser data for each profile from Google Chrome, Microsoft Edge, Opera, Brave:
    • Name
    • Database
    • Cookies
    • Folder
    • Extensions
  • Browser profile data from Mozilla Firefox:
    • Certificates
    • Cookies
    • Keys
    • Login data
  • Maachine SID, GUID, and Key
  • The following can also be gathered depending on the settings in the configuration file:
    • Cryptocurrency browser wallet extension
    • Browse for specific files
    • Browse for files that contains certain strings in their filename
    • Browse for specific folders
    • Browse for files based on a max size setting

情報収集

収集した情報は、以下のファイルに保存されます。

  • {Host IP}.json.xz

その他

スパイウェアは、以下を実行します。

  • It requires the following files to proceed to its routine:
    • {Malware Path}\remote_config.json ← configuration file
    • {Malware Path}\{"target" file name specified in remote_config.json} ← list of targeted hosts
  • It connects to the list of targeted hosts via SMB share.

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 18.496.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2023年6月8日
VSAPI OPR パターンバージョン 18.497.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2023年6月9日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • {Malware Path}\error.txt
  • {Malware Path}\{Host IP}.json.xz

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TrojanSpy.Win64.CONFLOAD.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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