解析者: Anthony Joe Melgarejo   

 別名:

Trojan:Win32/FakeSysdef (Microsoft), Trojan.ADH (Symantec), Mal/FakeAV-SF (Sophos), TR/FakeSysdef.A.2322 (Antivir), Trojan.Win32.FakeAV (Ikarus)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、実行後、自身を削除します。

  詳細

ファイルサイズ 353280 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2012年10月11日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、実行後、自身を削除します。

その他

マルウェアは、Graphical User Interface(GUI)のためのウインドウを作成します。しかし、コード上のエラーにより、このウインドウは作成されません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.462.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年10月11日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.463.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年10月12日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_FAKESYS.OV」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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