PE_LAMER.K
Worm:Win32/Autorun.AER (Microsoft); W32/Autorun.worm.h (McAfee); Virus.Win32.Lamer.cw (Kaspersky); Trojan horse Generic10.AFDC (AVG)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
![](/vinfo/imgFiles/JPlegend.jpg)
マルウェアタイプ:
ファイル感染型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
ウイルスは、以下のフォルダを作成します。
- A:\Recycled.{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}
他のシステム変更
ウイルスは、以下のファイルを削除します。
- %Temp%\scs3.tmp
- %Temp%\scs6.tmp
(註:%Temp%フォルダは、標準設定では "C:\Windows\Temp" です。)
作成活動
ウイルスは、以下のファイルを作成します。
- A:\autorun.inf
- A:\Recycled.{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}\winlog.EXE
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- A:\autorun.inf
- A:\Recycled.{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}\winlog.EXE
手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
- A:\Recycled.{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_LAMER.K」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。
- %Temp%\scs3.tmp
- %Temp%\scs6.tmp
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