解析者: Christopher Daniel So   

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。

  詳細

ファイルサイズ 2,939 bytes
タイプ Java Class
メモリ常駐 なし
発見日 2010年10月12日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

その他

このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。

  • It loads the Java class file CL.class (detected as JAVA_EXPLOIT.A).

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2008-5353

マルウェアは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。

  • CVE-2008-5353

マルウェアは、不正なJARファイルのコンポーネントとして「JAVA_EXPLOIT.A」および「JAVA_EXPLOIT.AS」と共に、コンピュータに侵入します。

セキュリティ対策の面からも以下の説明を参照してください。

  • http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2008-5353

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI パターンファイル: 7.534.03
VSAPI パターンリリース日: 2010年10月13日
VSAPI パターンリリース日: 10/13/2010 12:00:00 AM

手順 1

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 2

この「JAVA_EXPLOIT.AQ」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

    JAVA_EXPLOIT.A
    JAVA_EXPLOIT.AS

手順 3

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPLOIT.AQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 5

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2008-5353


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