解析者: Byron Jon Gelera   

 別名:

a variant of Linux/BitCoinMiner.L potentially unsafe (ESET-NOD32); not-a-virus:HEUR:RiskTool.Linux.BitCoinMiner.g (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

プログラムは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 2,946,936 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 なし
発見日 2017年9月7日

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

プログラムは、以下のパラメータを受け取ります。

  • -a, --algo=ALGO->利用するアルゴリズムを決定する
    • axiom-> Shabal-256 MemoHash
    • blake-> Blake-256 14-rounds (SFR)
    • blakecoin->Blake-256 single sha256 merkle
    • blake2s-> Blake2-S (256)
    • bmw-> BMW 256
    • c11/flax-> C11
    • cryptolight Cryptonight-light
    • cryptonight Monero
    • decred->Blake-256 14-rounds 180 bytes
    • dmd-gr->Diamond-Groestl
    • drop-> Dropcoin
    • fresh-> Fresh
    • groestl-> GroestlCoin
    • heavy-> Heavy
    • keccak->Keccak
    • luffa-> Luffa
    • lyra2re-> Lyra2RE
    • lyra2rev2->Lyra2REv2 (Vertcoin)
    • myr-gr->Myriad-Groestl
    • neoscrypt->NeoScrypt(128, 2, 1)
    • nist5-> Nist5
    • pluck-> Pluck:128 (Supcoin)
    • pentablake Pentablake
    • quark-> Quark
    • qubit-> Qubit
    • scrypt->scrypt(1024, 1, 1) (default)
    • scrypt:N-> scrypt(N, 1, 1)
    • scrypt-jane:N (with N factor from 4 to 30)
    • shavite3-> Shavite3
    • sha256d-> SHA-256d
    • sia-> Blake2-B
    • sib-> X11 + gost (SibCoin)
    • skein-> Skein+Sha (Skeincoin)
    • skein2->Double Skein (Woodcoin)
    • s3->S3
    • timetravel Timetravel (Machinecoin)
    • vanilla-> Blake-256 8-rounds
    • x11evo->Permuted x11
    • x11-> X11
    • x13-> X13
    • x14-> X14
    • x15-> X15
    • x17-> X17
    • xevan-> Xevan (BitSend)
    • yescrypt-> Yescrypt
    • zr5-> ZR5
  • -o, --url=URL->マイニングサーバのURL 
  • -O, --userpass=U:P->マイニングサーバ用のユーザ名とパスワードのペア
  • -u, --user=USERNAME->マイニングサーバ用のユーザ名
  • -p, --pass=PASSWORD->マイニングサーバ用のパスワード
  • --cert=FILE->SSLを利用したマイニングサーバの認証
  • -x, --proxy=[PROTOCOL://]HOST[:PORT] ->プロキシを介して接続
  • -t, --threads=N->マイナーのスレッドの数 (デフォルト設定: プロセッサの数)
  • -r, --retries=N->ネットワークの呼び出しが失敗した場合、リトライを行なう回数 (デフォルト設定:無制限)
  • -R, --retry-pause=N->リトライ間の中断時間 (デフォルト設定:30秒)
  • --time-limit=N->プログラムを終了する前の採掘の最大時間 
  • -T, --timeout=N->長時間のポーリングおよび Stratum(階層)のタイムアウト(デフォルト設定:300秒)
  • -s, --scantime=N-> 長時間のポーリングが不可能である場合、現在スキャン中の手続きに要する上限時間 (デフォルト設定: 5秒)
  • --randomize->重複を減らすためにスキャン範囲をランダム化
  • -f, --diff-factor-> この係数で要求された採掘難易度を割る (標準は1.0)
  • -m, --diff-multiplier-> この係数で採掘難易度を掛ける (標準は1.0)
  • -n, --nfactor-> neoscrypt N-Factor
  • --coinbase-addr=ADDR-> 単独での採掘の場合の支払い先 
  • --coinbase-sig=TEXT-> 可能な時にコインベースに入れるためのデータ
  • --max-log-rate->1コアあたりの採掘速度を制限する (デフォルト設定:5秒)
  • --no-longpoll->長時間のポーリングサポートの無効化
  • --no-getwork->getworkサポートの無効化
  • --no-gbt-> getblocktemplateサポートの無効化
  • --no-stratum->X-Stratumサポートの無効化
  • --no-extranonce-> Stratum extranonceサポートの無効化
  • --no-redirect->マイニングサーバーのURL変更のリクエストを無視
  • -q, --quiet ->スレッド毎のhashmeterの出力を無効化
  • --no-color-> 色付き出力の無効化
  • -D, --debug->デバッグ出力の有効化
  • -P, --protocol-dump -> プロトコルレベルの活動の詳細なダンプ
  • --hide-diff->提出されたブロックと正味の採掘難易度を隠す
  • -S, --syslog-> 出力メッセージにシステムログを使用する
  • -B, --background->バックグラウンドでマイナーを実行する
  • --benchmark->オフラインのベンチマーキングモードで実行
  • --cputest-> CPUアルゴリズムからハッシュ値をデバッグ
  • --cpu-affinity->CPUコアにプロセス親和性を設定し、cores 0と1に mask 0x3を設定
  • --cpu-priority->プロセス優先度を設定 (デフォルト設定:0 アイドル, 2 ノーマルから5 最高まで)
  • -b, --api-bind->マイナーAPIのIPおよびポート (デフォルト設定:127.0.0.1:4048)
  • --api-remote->リモートコントロールの許可
  • --max-temp=N->CPU温度が指定値以下だった場合のみマイニングを実行 (Linux)
  • --max-rate=N[KMG]->正味の採掘速度が指定値以下だった場合のみマイニングを実行
  • --max-diff=N-> 正味の採掘難易度が指定値以下だった場合のみマイニングを実行
  • -c, --config=FILE->JSONフォーマットの環境設定ファイルを読み込む
  • -V, --version-> バージョン情報の表示および終了
  • -h, --help->ヘルプの表示および終了
  • プログラムは、ビットコインを生成するために利用されるビットコインマイナーです。
    プログラムは、他のマルウェアにバンドルされている可能性があり、他のコンピュータへの送信および感染コンピュータを利用してビットコインのマイニングを行います。
    感染コンピュータは大量のCPUパワーを消費し、より電力を必要とします。これにより、より高額な電気代が請求される可能性があります。
  •   対応方法

    対応検索エンジン: 9.850
    SSAPI パターンバージョン: 1.873.00
    SSAPI パターンリリース日: 2017年9月14日

    手順 1

    Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

    手順 2

    最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_COINMINE.GG」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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