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- トレンドマイクロ、国連機関の国際電気通信連合(ITU)と連携 サイバーセキュリティに関する最先端サポートを提供
2013年11月27日
※ 本リリースは、2013年11月25日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、情報通信分野における国連の専門機関である国際電気通信連合(International Telecommunication Union、以下、 ITU)とパートナーシップを結び、ITUのGlobal Cybersecurity Agendaの取り組み※1をサポートすることを発表します。本サポートにおいてトレンドマイクロは、ITUの193の加盟国、および700以上のプライベートセクターメンバーや学術機関に対し、グローバル規模でサイバー脅威に対抗するための最新情報を提供します。本協業については、11月19日から22日の間バンコクで開催されたITU Telecom World 2013※2にて調印されました。
本パートナーシップを通じてトレンドマイクロは、当社の企業活動の一つであるInternet Safety for Kids & Families※3によるリソース提供に加えて、グローバル脅威レポートや、世界中に広がるTrendLabsのリサーチャーネットワーク、脅威アラートのアップデートなど、独自の専門性とリサーチをITUに提供します。
「本パートナーシップは、トレンドマイクロのビジョンである、『デジタル情報を安全に交換できる世界の実現』を促進するものです。」トレンドマイクロのCTO、Raimund Genesは語りました。「我々は、グローバルサイバーセキュリティにさらなる貢献ができることを期待すると共に、オンライン上での危険な活動を抑圧する最先端組織として、ITUからの信頼を得られていることを誇りに思います。我々の最先端の研究やリソース、技術をオープンにかつ継続的に情報提供することで、ITUが主要なステークホルダーに対し、現在、そして未来のサイバー脅威について注意喚起する手助けをするという重要な役割を担っています。」
トレンドマイクロとITUは、主要なインフルエンサーに対して、また、定期的な会合において、提携して情報を展開していきます。必要に応じて、重要な情報を告知するためのITUのセキュアコミュニケーションポータルであるESCAPE※4にてリアルタイムでアラートを発し、インパクトの大きい脅威インシデントに関しては、世界的な影響範囲や被害を最小限に抑えるための手順も周知します。
「シームレスな通信システムを通じて世界をつないでいくためには、サイバー脅威が我々の理念を阻害しないことを確認することが重要です。」ITU事務総長であるHamadoun I. Touré氏は語りました。「トレンドマイクロは、オンライン上での犯罪行為や無責任な振る舞いで人々が被害を受けないように、最新のリサーチや専門性、リソースを提供し、我々のビジョン実現をサポートします。トレンドマイクロは、我々が市民を守るために必要な情報を持ちあわせている企業です。」
国際電気通信連合(International Telecommunication Union: ITU)について: ITUは情報および通信技術分野における、国連の専門機関です。これまで約150年間に渡り、グローバルで無線周波数帯の割り当てコーディネートや、衛星軌道割り当てにおける国際協力の促進、発展途上国の通信インフラの改善、幅広い通信システムのシームレスな相互接続を促進するための国際標準の制定など、様々な活動を行ってきました。ブロードバンドネットワークから新世代の無線技術、航空・海運運行、電波天文学、サテライトベースの気象学、固定・携帯電話の収束、インターネットおよび放送の技術まで、ITUは世界をつなぐための活動に尽力しています。詳細はこちらをご確認ください。
※1 Global Cybersecurity Agendaについて
※2 ITU Telecom Worldについて
※3 Internet Safety for Kids & Familiesについて
※4 ESCAPEについて
※ TRENDMICROは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。当資料は、2013年11月25日に米国にて発表されたニュースリリースの抄訳です。